もはや古典とも言える本かもしれませんが、また読んでみました。
ビジョナリーカンパニーとは、永続性のある最優良企業のことですが、その優良さを支える要因について、分析してあります。
本著の分析は、私からすると非常に切れ味も良く、すばらしいものですが、それでもその分析が及ばないところで企業は消えてなくなっていくというケースも多数あるとか。運や市場環境の影響など、さまざまな複雑な要因が重なり合うことで、未来永劫、トップ企業として君臨し続けることが難しいことがあり、分析の限界についても著者は触れています。
事業を立ち上げ、それを永く続く組織にブラッシュアップしていく過程は、非常にエキサイティングであろうと思うのですが、なかなか自分の周囲で実践となるとできていないところも多く、参考になります。
利潤追求だけでなく、企業理念として社会貢献などを志し、邁進するというあたり、非常に理想的だなと思いますし、実際にそれを継続することで、ビジョナリーカンパニーとして君臨している企業も多いわけです。
日常の中では、どうしても目先の数値目標などに眼を奪わうところがあり、理念の部分をおざなりにしがちだなと。ふとした瞬間にでも、理念を思い出すというプロセスは重要だなと思いますし、企画書や事業計画などにもいれておくべきだなと思いました。
こういった古典系のビジネス書籍は、やはり定期的に読みなおすことが必要だなと思いました。
また、半年後くらいに手にとってみようと思います。
目次
第1章 最高のなかの最高
第2章 時を告げるのではなく、時計をつくる
第3章 利益を超えて
第4章 基本理念を維持し、進歩を促す
第5章 社運を賭けた大胆な目標
第6章 カルトのような文化
第7章 大量のものを試して、うまくいったものを残す
第8章 生え抜きの経営陣
第9章 決して満足しない
第10章 はじまりの終わり
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